CentOSへインストールする場合との違いを説明します。
Centosの場合、sourceforgeからRPMパッケージをダウンロードし、rpmコマンドでインストールします。Ubuntuの場合は、標準のリポジトリに登録されているので、apt-getでインストールできます。
/etc/apcupsd/apcupsd.confは、sourceforgeから入手した場合、デフォルトのままで使用できます。しかし、Ubuntuのリポジトリから入手した場合は、設定値が異なるので、下記の設定を変更する必要があります。
| UPSCABLE usb UPSTYPE usb DEVICE NISIP 0.0.0.0 |
NISIPのデフォルトは127.0.0.1であり、apcupsdをサーバーのみにインストールする場合は、変更する必要はありません。しかし、ネット経由でクライアントもスレイブする場合は、サーバーとクライアント双方からアクセスするので、0.0.0.0に変更する必要があるようです。
apcupsd.confの設定を確認したら、/etc/default/apcupsdを
| ISCONFIGURED=yes |
に変更します。"lsusb"で"American Power Conversion Uninterruptible Power Supply"が接続されていることを確認し、
| /etc/init.d/apcupsd start |
でapcupsdを起動します。
| /etc/init.d/apcupsd status |
で状況を確認し、
| STATUS : ONLINE |
であれば、OKです。
私のハードウェア環境だけの問題であり、蛇足かもしれませんが、USBのコネクターを差し込んだ後やリブートした後は、コネクターを何回も抜き差ししないと認識しないという問題が発生しました。実は、この問題は、CentOSでも発生していたのですが、"USB接続の不安定"というこれ以上に深刻な問題があったため、気がつかなかっただけでした。この問題は、接点復活剤を試してみたらという友人のアドバイスにより、解決しました。ただし、他のUSBデバイスでは、接続不良は全く発生していないので、APC ES500に問題のある可能性は残っています。
CentOSの場合、udev rulesにルールを追加しなければ、USB接続が不安定になりました。Ubuntu(10.04)の場合は、udev rulesにルールを追加しなくても、USB接続は、安定しています。というよりは、ルールを追加すべきファイルそのものが存在しません。