“熊五郎のプロフィール”にも書いたように、熊五郎の気の強さにはほとほと手を焼き、矯正するのは無理だとあきらめてました。しかし、“熊五郎の喧嘩は飼い主の責任?”に書いたように、シーザー・ミランの番組を見つけ、何度も見ているうちに、熊五郎も何とかなるのではないかと思えてきました。そこで、シーザー・ミランのやり方を参考に、それまでのやり方を見直しました。
私には、気が短く感情的が表に出易いという欠点があり、それが熊五郎に悪い影響を与えていると思えたので、常に泰然と構えようと決めました。熊五郎がいうことを聞かなくてもいらいらせず、熊五郎がトラブルを起こしてもあわてないようにしました。熊五郎を感情的に叱るのは止め、諭すようにしかし毅然と注意を与えるように変えました。
先週末、CATVをザッピングしていて“ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~”という番組を見つけました。シーザー・ミランというカリスマ ドッグトレーナーが、問題犬の元へと赴き、トレーニングに取り組みながら、飼い主に犬との接し方をどう変えるべきか指導するという番組です。毎回様々な問題犬が登場するのですが、あまりにも劇的に犬の態度が変わるので、ほんまかなと思いましたが、やらせのようにも見えません。再放送を見つけたので、4本まとめて録画し見ているうちに、妙に納得してしまいました。
犬は、信頼感のあるリーダーが居れば安定し、心身ともにリラックスします。しかし、飼い主のリーダーシップに問題があれば不安定になり、問題行動を起こし易くなります。私も3年間犬のしつけ教室に通ったので、飼い主のリーダーシップが大切なことは分かっているつもりでした。しかし、隙だらけだったようです。
先日、夜半過ぎに、熊五郎が、“ケッケッケ”というような変な音を出し、のどに引っかかったものを吐き出すような動作を始めました。4~5回で治まるのですが、数十分たつとまた始めます。それを朝まで繰り返しました。
何か変なものでも食べたのに違いないと思い、9時になるのを待ちかねて、獣医さんに連れて行きました。しかし、思いもよらない診察結果に、愕然としてしまいました。
心臓の機能が低下し、肺に水が溜まりだしたので、咳をしているそうです。治療する方法はなく、薬で症状を軽くするしかありません。まだ症状は軽いので、心配する必要はないけれども、病気は徐々に進行するので、症状の変化は十分に気をつけてほしいと宣告されました。
ショックで二日間ほど、何もする気がしませんでした。
今朝、ラジオ体操のときに、熊五郎が大喧嘩をしてしまいました。
ラジオ体操に犬を連れてくる人はたくさんいます。小型犬をつながない人もたくさんいます。熊五郎も普段はとってもいい子です。だから、できれば放してやりたいのです。しかし、熊五郎は、今まで何度も喧嘩をしているので、かわいそうなのですが、仲良し以外の犬からは、できるだけ離れたところにつないでいます。
ところが、今朝は、ラジオ体操の最中に、雄犬が熊五郎の臭いをかぎに来ました。私は、ラジオ体操をしているときも、熊五郎から目を放さず、犬が近付かないように気をつけているのですが、今日は後反りをしている間に、熊五郎の目の前まで来てしまいました。熊五郎は、馴染みの薄い雄犬に、臭いをかがれるのは苦手です。止めに入ったのですが既に遅く、喧嘩が始まってしまいました。しかし、相手の犬も逃げません。取っ組み合いの大喧嘩になってしまいました。ただ、双方ともに怪我がなかったのは、幸いでした。
散歩から帰ってくると、今朝庭で取れたばかりのゴーヤを、女房が刻んでいました。熊五郎が離れようとしないので、今朝のトレーニングのトリーツは、ゴーヤにしました。その張り切ること、いつもと勢いがまるで違います。上手にできて、ゴーヤをあげると、“シャリシャリ”と音を立てて、おいしそうに食べます。思いっきり苦い生のゴーヤですよ。
変わったところがたくさんある犬ですが、これが一番変わっているかもしれません。
海開きも近付き、今年も須磨海岸にも海の家が立ち並びました。今朝、ラジオ体操の帰りに見に行くと、“Rolling Tom”さんが開店準備をしていたので、挨拶に行ってきました。“Rolling Tom”には、シルバーのチップ君とレッドのデール君という2頭の看板犬がいます。
“Rolling Tom”さんは明るい方で、犬の散歩で通りがかる人と、気さくに挨拶を交わしていらっしゃいます。また、犬の散歩の途中でコーヒーなどを飲みに立ち寄る人も多く、犬好きには人気の海の家です。
もう6年前になりますが、『3ヶ月になったら予防注射をし、散歩に連れて行ってあげて』とブリーダーさんにいわれていたので、3ヶ月になるのを待ちかねて、海浜公園に散歩に連れて行きました。そのとき『チップ君の小さいときにそっくり』と声をかけてもらったのが、“Rolling Tom”さんとお付き合いが始まったきっかけでした。
私がトレーニングのコツのようなことを書くと、トレーナーさんに笑われるかもしれません。熊五郎はトレーニングに飽きると、私の命令は全く無視し、マーキングに精を出します。そんなときでも、トレーナーさんが声をかけると、ちゃんということを聞くのです。
そんな熊五郎にちょっとなめられている私ですが、私なりに工夫し、熊五郎をトレーニングしてきました。工夫をしても、上手く覚えるとは限りません。反対に、変な癖をつけてしまうこともあります。一旦付いた癖は、直すのに苦労します。シュニフのトレーニングは、それで手間取りました。しかし、持って来いのトレーニングは、比較的順調に進んだので、トレーニングの例として説明したいと思います。
Mixiで熊五郎を紹介したら、“お顔やカラー、足の短さ、胸板の厚さ とてもそっくりなんですが熊五郎クンのお里は どちらですか? ”というメールが、届きました。ホームページを拝見すると本当によく似ています。同じブリーダーさんだったので“もしかして?”と思い、お互いに血統書を調べたら、お父さんは違いましたが、本当に兄弟だったのです。
それはちょっとした事件でした。早速、娘には(二人とももう結婚して家を離れているので)、マロンくんのホームページのアドレスを、メールで送りました。母親には、マロンくんの写真を印刷し、それを見せながら、熊五郎の弟が見つかったいきさつを説明しました。
我が家の愛犬、熊五郎です。
2003年4月29日生まれ、雄のトイプードルです。
体重は3.9kg、骨太で、大きな顔と、分厚い胸と、短い脚をしています。トイプードルのスマートなイメージからは遠いですが、ぬいぐるみのような可愛さがあります。この写真は、3歳頃に撮ったもので、実物より良く撮れているかもしれません。
普段はとても良い子です。しかし、状況によっては、別の犬かと思うくらい態度ががらりと変わるという困った側面も持っています。
熊五郎が、お尻にできたおできを舐めて5百円玉大のはげを作ってしまいました。はげたままではトリミングに行けません。毛が生えるまで待っていたらこの通り、不細工な姿になってしまいました。
シルバーは、生まれたときは真っ黒です。右の写真は、生後2ヶ月過ぎの熊五郎です。めちゃくちゃかわいいでしょう。この頃、散歩に連れて行くと、通学途中の女子高生から歓声が上がりました。
それが、次第に脱色し、一年近くかけて灰色に変わります。